| 第1話 | 第2話 |
徳島発センチメンタルロックバンドmuleのismが自身の交友関係をフル活用し、人気アーティストと強烈対談敢行!!

ism

徳島発センチメンタルロックバンド『mule』、五感刺激楽団『NAMiDA』の首謀者にして、ソングライター。
また、デザイン時の名義『waste designe』としても密かに活動中。
あらゆる媒体のディレクション、企画も手がけるプロデューサー気質のアイデアマンでもある。
ロマンティックな前髪がトレードマーク。

mule web…
www.shoegazer.jp

NAMiDA web…
www.namida.biz

クボタマサヒコ

通称、社長。
BEAT CRUSADERSのベーシスト。
また自身が率いるバンド『kuh』でも活躍中。
インディーズレーベル『CAPTAIN HAUS RECORDINGS』のオーナーでもあり、主にビークル関連のサイドユニット等のリリースを行う。
先日、コンピレーションアルバム『worth one's salt』を発売。

BEAT CRUSADERSweb …
www.beatcrusaders.net

 

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第一話 BEAT CRUSADERS:クボタ社長

オリコンにはいってる、TVにでてる、雑誌に載ってなきゃ届かないような受動的なリスナーっていっぱいいるでしょ?
そういう人にこういう音楽もあるんだよって提示したいなって。(クボタ)

ism「muleレコ発ツアー“キラ★リズム2005-2006”ファイナル「消え去るより燃え尽きた方がいい第14話」お疲れさまでした!ゲストにザマギ、三木祐司、そしてBEAT CRUSADERSを迎えてのライブは超満員で終わりました。そしてこの対談は興奮醒めやらぬ打ち上げ会場にて、実は6年来のつきあい!ビークルのクボタ氏と僕、muleのism、でお送りします。まずは僕らの出会いから。」

クボタ「2000年…popcatcherってバンドで6年前に徳島のHEATに来て、そこでismに出会って今に至るんだけど、まだismが後ろ向いてベース弾いてた時ね。アレみんな怒ってたよね、それはやめろって(笑)。」

ism「音取りにくくて、もっと音上げてってPAに言ったら「前むけよ」って怒られた(笑)でもそれでみんなに覚えられましたけどね。連絡はずっととりあってて徳島来てくれませんかってずっと言ってて、そのうちpopcatcherも解散して、それからもソロでやり始めたとか噂を聞いては電話して、徳島来ませんかー徳島来ませんかーって。」

クボタ「なかなかタイミングが合わなくてずっと断り続けてたんだよね」

ism「で、ビークルやりだした時も最初予定が合わず、ちょうど合った時がビークルブレイク後で、muleその恩恵に預かる…みたいな(笑)。」

クボタ「計算してたんでしょ?」

ism「…いや!計算はしてないけど!!(ホントはしてました)でもそれで僕ら…まだコアな人達の中ですけど、各地で徐々に名前を覚えてもらえるようになってきたのは、去年四国を一緒に回れた事がすごい大きい。」

クボタ「去年のツアーの主旨が、ビート・クルセイダースがもし仮に少しでも名前が売れているならば、その名を使って自分たちのほんとに好きな音楽、友達を世に知ってもらいたいってことで。オリコンにはいってる、TVにでてる、雑誌に載ってなきゃ届かないような受動的なリスナーっていっぱいいるでしょ?そういう人にこういう音楽もあるんだよって提示したいなって。いまやビート・クルセイダースのファンでmule好きな人結構いるし。」

ism「今日の企画にもビークルとの四国ツアーがきっかけで僕らを知ったって人がわざわざ東京や大阪からたくさん来てくれたりして。」

クボタ「東京?すごいね。僕らなんかたまたま関東圏に住んでるから必然的にライブってなると東京になっちゃうけど、muleは徳島を拠点にがんばっていくっていうスタイルがいいなあ。今はまだまだでも、続けていく事によってだんだん拡がっていくんじゃないかな。音楽に限らずいろんなサブカルチャー的なこともね。結局みんな地元がつまんないから大阪とか東京とか出てったりするわけでしょ?」


ism「大学とか専門学校とかで行くってのもありますけど、それは建前だったりしますね。ただ都会に行ったからって、そこで自発的に行動を起こさない限り、何も始まらないし得れることも限られてきますよね。環境が変わると最初は目新しいものや楽しい事があるけど、そこから刺激を受けたら、明確な理由はなくても興味があるならとりあえずやってみて、そこから得たものを自分なりに消化して次につなげることが大事だと思う。それは必ずしも環境の問題じゃないと思う。」

クボタ「僕がビート・クルセイダースに入ったのが28か29歳くらいなんだけど、それまではバンドは趣味的なスタイルでやってて、で、たまたまそういう話(ビークルに参加)があって、今それが職業になってるけど、逆になんかこの歳まで別に音楽で喰っていこうとか全然思ってなかったんだよね。今も思ってないけど(笑)。だからいつどのタイミングでチャンスが訪れるかって分かんない。それは関東に住んでるからとか関係ないし、好きな事はあきらめない、とかそういう振り切ったもんじゃなく日々を過ごしつつ、ふと30歳前ぐらいにきたと。ずーとそれを目標に水面下でやってたって事でもないんで、こんな人生もあるんだなぁと思ってね、結構適当(笑)。でも逆にこの年齢だから“俺スゲェぜ”みたいな天狗にならずに客観的に見れる。だからmule呼んだりいろんなバンド呼んだり。」

ism「僕も自分が思うよいものが出来るだけ多くの未来ある若者に伝わるような活動がしたくて今はあえて徳島で活動することにこだわってる。情報化社会といっても地方では新しい音楽や文化、情報を知る機会がまだまだ少なすぎる。ネットで調べるにもまず予備知識が必要だし。けど自分の欲する環境を誰かが作ってくれるわけでもないし、それなら自分の出来る範囲で作っていこうって感じ。」

クボタ「<消え燃え>ってまさにそういうことだよね。僕はインディーレーベル(CAPTAIN HAUS RECORDINGS)とかやってて、ビート・クルセイダースに来てくれるお客さんにそういう世界があるっていうのも知って欲しい。ビート・クルセイダース自体いい意味で割り切ってやってて、メンバーそれぞれインディーなバンドもやってるし。(クボタ氏はkuh、AVANTIでも活動中。ヒダカトオル、カトウタロウはGALLOW、マシータはNATSUMEN、ケイタイモはMONG HANGで活動中。)みんなすごいいいバンドなんだけど、それって言ってしまえばTVだったりの媒体むきじゃない。でも聴いてもらいたいよね。」

ism「やってる側が外に対して意識的に行動できたなら自然に興味を持つ人の絶対数は増えてきますよね。」

クボタ「ビート・クルセイダースの意義はそれしかない。自分が儲けるとか有名になるとかどうでもいいし。結局誰がやってもいい。まあだからお面なんだけど。で、ビート・クルセイダース見に来た人がmuleに出会ったりすごいハードコアのバンドに出会ったりね。メンバーが好きなバンドなんだから伝わらないわけはないんだよね。自分の好きな世界は他でやり続ける。それでなんとかしようとは思わない。」

ism「僕はまだなんとかしようと思ってますけどね(笑)。ただスタートラインが最低限自分が楽しめて、妥協できることは妥協しつつもやりたい事を相互関係の中で楽しめたら一番いいなって。他人のいる世界の中で“自己満”を満たす為に他人ともうまくやっていかなきゃあかんし、人に助けてもらって成り立つ事もあるし。そういうのは大事にしていきたいですね。いやあ、でもビークルには学ぶ事が多いです。」

クボタ「ここにくるまで時間かかってるからね、お互い(笑)。 」



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